2013年02月07日

山劇 No.086 名鉄廃線前乗車

山劇/となりの山劇シリーズ
こういうのを葬式鉄と呼ぶらしい

 廃線が目前に迫った名鉄の『竹鼻線』と『揖斐線』に乗ってきました。とはいえ、狙って行ったのではなく、たまたま近くに行ったから様子でも見に行こうかと、ほんの冷やかし気分です。

 最初に行ったのが竹鼻線の『大須駅』。勿論行くのは初めて。見ると本当に何も無い無人の終着駅で、カメラを携えたマニアらしき人達と、どう見ても自分と同じような冷やかし隊が数グループがあちこち徘徊しながら写 真を撮影していた。まさにヤジ馬とはこのことを言うんだろうね。へへへ。

 この日は車だったんで、見るだけで、乗るつもりは無かったんだけど、実際に電車がやって来るとやっぱり乗りたくなって、カミさんだけ車で羽島市役所前へ走って貰い、自分と子供たちを乗せて電車に乗ってしまいました。でも、まぁ、鉄道の周辺は只の田舎道ね。子供らがスピードメータを見て、「60キロしか出ていない」って騒いでいた程のんびりと走ってたし。それにしても沿線や途中駅のホームにカメラを構えた人が多かった。つい、手を振ってやろうかと考えたけど、冷静に止めた。

 それから間もなく市役所駅に到着。カミさんと合流してから、その足で本揖斐まで行ってやろかいとばかりに、揖斐川の堤防をずっと北上して、地図も見ないで全くのヤマカンで『本揖斐駅』に到着。土地勘は狂っていない。ここもやっぱり大須駅同様に無人駅。駅舎に喫茶店が営業しているが、駅自体に駅員はいない。今迄横を通過した事はあっても、実際に入ってみるのは今回も初めて。

 ホームにはさっき迄の竹鼻線とは打って変わって人が多い。やっぱりこちらの方が有名なんだろうな。妙なところで感心している間に電車がやってきた。骨董品級の赤い木造電車である。750型ってやつかな?結構満席状態。写真を撮るつもりでやってきたんだけど、眺めているうちにね、ここでもやっぱり乗ってみたくなっちゃってねー。カミさんをちらっちらっと見たら「いいよ」って言うからさっそく乗り込んだ。今度は黒野で待合わせって事で。

 今度の車両はエアコンが無いから窓が全開。そのせいか結構スピード感があって面白かった。子供たちは『揺れる』感じと、木の床が珍しいらしく、目がキラキラ光っていた。本揖斐から黒野までは駅が少ないせいかあっという間に到着。その到着したホームの別の島には谷汲から到着したばかりらしき電車がいて、2両連結の車両がスシ詰めの満員。あの様子を見て、今日は谷汲線はよそうと思ったね。黒野で車に乗って『長瀬』と『谷汲』を往復してもいいかなと思ったんだけどね。

 というわけで、何となく気まぐれで未乗車2路線に乗車してきたのでした。もう既に夕方だったんで、帰る途中で回転寿司に寄って、さり気なくカミさんのフォローをしたのでした。(笑)



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posted by サンタ at 23:16| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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