2013年02月07日

山劇 No.082 車の買い替え右往左往記 3

山劇/となりの山劇シリーズ
ついに丁度いい車が見つかった

 先週の話は、そろそろ車の買い替えが現実的な話になってきたので、あちこちのディーラーを見て回っているよ~っ。てところで終わっていた。とりあえず今のところのターゲットはトヨタのイプサム。大きさ的にはこれ位 が妥当だと考えていた。むしろ、サイズ的に大きいくらいだと思う。というのも、近所のスーパーの狭い駐車場で四苦八苦しているおばちゃんを目撃してしまったから。やはり大きいんだなーと実感した。

 でもね、世間一般的にはなんでかイプサムは狭いと言う人が多い。そしてそういう人達は例外なく『後ろの座席、特に3列目のシートが狭い』と言い、オデッセイやステップワゴンを勧めてくる。要するに、運転者以外の『乗客』の居住性を主張するのである。最近ではメーカーも事左様に居住性を主張してユーザーを煽ってきた結果、大きいことは良いことだと思い込まされてしまった。1000~1300CCクラスはパーソナルセカンドカー。1500CCクラスは3人程度の小家族向き。2000CC以上の車でやっと4人家族向き。最近の車のパンフレットにはそう表現してある。全く大きなお世話である

 ここでまた個人的な見解が登場するが、自分としては運転者と助手席以外の居住性をあまり認めない。つまり、例えばエスティマなんかのワンボックス車で自分以外の同乗者が余裕綽々で居眠りしているような状況を我慢できない。かなり腹がたつ

 大体常時6人乗車をするわけではない。通常普段はせいぜい4人しか乗らないから、4人乗車する時には余裕で乗れればいい。それでたま~に6人乗る時も有る。その時には荷物はあんまり乗らないが、それでも構わない。と、考える。そんな考えが根底に有るものだから、オデッセイもステップワゴンも不要、となる。

 とはいえ別に慌てる事もないから、いつものように新聞に掲載されている車の広告をのんびりと眺めていたところ、マツダから新型の7人乗りが発表された。これが今年3月のこと。いつもだったら、それ行けと言わんばかりに眺めに行くところだが、何しろマツダという事で全くと言っていい程に気が進まなかった。それで実際にその車を見たのは今年の9月のこと。実家のある名古屋市鶴舞から大須へ行こうと歩いていた途中にマツダのディーラーがあり、ショールーム内にその車が置いてあるのに目がついた。ここで初めて車種名を明かすが、『プレマシー』という。この出会いは全くの偶然である。

 ま、せっかくだからと中に入ってカタログを貰うと試乗させてくれると言うので、「冷やかしだから買わないよ」というのを承知で近所を運転させてもらったところ、そのサイズが理想にぴったりだと気がついた。加速試験をできる訳でも無いので荒い運転は出来ないが、そこそこのフィーリングはあった。座席の運用的に若干難点があるものの、悪くない。

 具体的なサイズ的にはイプサムよりは全長で235ミリ短く、車高が90ミリ低い。これがステップワゴンと比べると全長で310ミリ短く、車高が260ミリ低いという事になる。かなり小型と言う印象が有る。そのせいか、3列目のシートに苦労の跡があり、荷物を多く乗せようと思うとシートそのものを取り外さなくてはいけない。外観のデザイン的には悪くない。

 価格的にも当然ながらイプサムよりも安い。これでもし同じ価格だったら絶対にイプサムを選ぶ。ホンダかトヨタを選ぶ。自分の中の評価で言うと、メーカー的にはホンダかトヨタが第一グループ。三菱、日産辺りが第2グループ。そしてその下にダイハツ、スズキ、スバルが入り、除外としてマツダがあった。だから、マツダとトヨタが同じ並びと言うのには許されないものがあった。

 とはいえ、車両価格に税金だの車検だの保険だのを入れると軽く230万円近くもしてしまう事を考えると、出るのはため息ばかりであった。その時はそれでおしまい。

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posted by サンタ at 22:36| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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