2013年02月06日

山劇 No.075 ルーブルへ行ったわさ 1

山劇/となりの山劇シリーズ
本場の美術に圧倒されっぱなし

ルやオルセーや、オランジェリーや、バチカンの教会へ行った事があるんだわ。せっかく本場に行ったなら、やっぱ本物が見たいじゃんね。パリのいわゆるブランド店の本店にいきたがりのカミさんをよそ目に、時間ある限りズンズンと各地の美術館めぐりをしたんよ。そこで見た美術品や絵画は勿論すべて本物。実物だという事にも感動もしたが、その前に、まず驚いたのが・・・・・・・・・

 「むむむ・・・これは・・・でかい!

 ほら、よく教科書なんかにナントカナントカのマリアというような宗教画が載ってたりするでしょう。実はあーいう絵は1枚で畳12枚分くらいあったりするのだよ。

 それから、有名ドコでいうとモネの「睡蓮」という作品。あの作品は1枚で横幅8メートルくらい(?記憶曖昧)あるが、オランジェリー美術館では湾曲した壁面の内側に展示され、丁度よく鑑賞できる中央の場所にイスが設置されている。イスに座って、いつまでも鑑賞できる。そう、パリの美術館の中には至る所にイスがあるのだ。休憩用のイスじゃあないよ、あくまでも観賞用。ココラ辺りが日本の美術館と根本的に違うのだよ。

 違うと言えばね、ルーブルの話だけど、日本では必ずあるガラスの覆いが唯一の例外を除いてひとつも無い。その例外というのは実はダビンチのモナリザなんだけど、かなり損傷が激しいのだろう。覆われているガラスもスモークで、しかも照明がかなり落としてあり、しかもそのコーナーだけ柵の設けてあり、専属のガードマンまでついて超厳重に警備されていた。だから正直、実際はよくみえなかった。

 そのルーブルで、一番「オーーーー」と唸ったのは、有名中の有名な「フランス革命」の絵だね。でもね、最初は通り過ぎちゃったんだよ。余りにも作品が大きかったから、近くを通っても、その絵だと気が付かなかったんだな。通り過ぎて振り向いてからわかった。あの絵の前に立つと、まるで絵画から喚声が聞こえてくるようだった。

 さて、ルーブルと日本の美術館の違いを言いかけたので、もう少し突っ込む事にしよう。



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posted by サンタ at 23:57| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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