2013年02月02日

山劇 No.053 行列が好き

山劇/となりの山劇シリーズ
もしかして我が儘なだけw

 アラアラアラ、なーんだかまた変な事を言っている。・・・などと思われた貴方は正解です。最近、主張している事に全~然主体性が無い。本当に、困ったものだ。

 さて、今迄散々と『渋滞』だの『行列』だのが嫌いと主張してきた訳だけど、結局のところ『気が短い』んだろうね、きっと。それで、今回の主張なんだけど、『好きなものの行列は気にならない』って事かしらん。ただし、それは本当に好きなものに限るのだけどね。例えば『名古屋ドームの外野自由席』の行列なんかがそうだね。でも、名古屋ドームで野球観戦しようと思ったら少なくとも『内野』辺りでなければ観戦できないのではないか。と、そう思われる人も多いのではなかろうか。

 でも、我々はそこをあえて外野席を選択するのですよ。それは何故か。・・・その答えは、外野席が一番面 白いからですよ。大体大昔から野球場と言えば、外野が一番熱狂的なファンがいるものですよ。それまた何故か。・・・料金が安いからに決まってますがな。それでもって大抵は自由席だから、その集団がもれなく集まることが出来る。

 そうでしょう、これが指定席になってくると席がバラバラになってしまうでしょ。それに、指定席の隣の人は何方を応援しているのか解らない。・・・実はこれが一番困る。他の球場の事情は知らないけれど、現在の名古屋ドームの指定席のかなりの部分は何らかのツアーとか、例えば企業の接待とか、あるいは新聞広告代理店経由とかの券が多い・・・ような気がする。別 に根拠は無い。根拠は無いけれど、事実私もこういう経由で指定席券を『頂いた』経験がある以上、それ相当の割合を占めているような気がする。でも、そんな事はどーでもよい。私としてはその指定席券がどのような経路を巡ってきたとしても、観戦が出来ればそれでいいのです。

 なぜこんな関係の無いような話を持ち出したかと言うと、指定席の方は、このような例が多数あるわけなので、自分の周辺がどれ程応援に熱を入れ込んでいるのか解らないのであります。もう少し付け加えると、イマイチ乗りが悪いんですね。あの辺りは。

 「おおーーー、川上がピンチを切り抜けたーー!」
 「山崎が連続ホームランー!」

 こんな場面で立ち上がって叫んだり、

 「野口が松井に打たれたー!」
 「なんで石井を打てないんだー!」
 「清原ごときに打たれるでなー!」

 こんな場面でブーたれたりと、そういう事をすると、

 「何この人達。こんなに入れ込んでバカみたい。」
 「静かに観戦しているんだから静かにしてよね。」

 周辺の目がヒヤヤカなのであります。

 だから、我々はあえて指定席を避け、外野席の券を手に入れるのであります。決して料金に目がくらんで、という事は無い・・・筈です。どれもこれも貧乏が悪い、という事も無い・・・筈です。
 まー、それでも実際のトコロはその外野席の前売り券でさえもなかなか手に入れにくい。これが巨人戦となると尚のことで、かなり入手が困難になっています。

 と、いう訳でなんとかチケット前売り券を手に入れた我々は名古屋ドームの外野席入口に並ぶのであります。しかし、ただ単に並んではいけないのですね。開場1時間前に行けばいいや、などと考えるとオオハマリです。ここはやはり開場4時間前には並ばないと、良い場所が確保できません。そんなに早く並べば前の方でしょう、などと考えるのはマダマダ甘い。その時間でも上には上がいるもので、既に長い行列が出来ています。

 どちらにしても長期戦が解っていますから、皆それぞれに暇つぶしを工夫して持ってきていますね。我々は最近では専ら『ワンダースワン』の対戦ですけどね。これで相当に時間が潰せる。これでもヒマになってくると、誰かを留守番させておいて何処か別のトコロへいってしまったり、順番に飯を食って来たりする事もある。

 ここで、最近の場所取りに対してひとこと言いたい。

 特に行列の一番前の方だが、ただ単に段ボールに名前だけを書いて床に貼り付けておいて、その本人は後でゆっくりと来る、というやり方は気に入らん。やはりここは誰でもいいから『人』を置いてもらわないと、後ろに並んでいる者に対して申し開きが出来ないのではないか。

 このやり方は何時頃から始まったのかは知らないが、昔はそんな事は無かったような気がする。

 きっと、いつか誰かがやったんだよ。あたりまえだけど。それで、その時に後ろに並んだ人が認めてしまったんだろうな。で、それが現在も続いている。

 それでも、あえて言っておく。

 「段ボールに席取りさせるのは嫌いだ!」

 またまたコーフンしてきた。

 さてさて、こうしてなんとか開場まで時間を潰した我々は、一団となってエスカレーターを駆け登り、一番観戦しやすいというか、出入りのしやすい場所を確保するのであります。この場合、この一団は全てドラ側のみなので、その場所にこだわりは無いのです。たいてい周りはドラファンばかりですから。
 ある時、別の集団で行ったんですよね。この時は集団のうちの2人程が巨人ファンであったため、同じ場所で観戦出来なかったんですよね。ま、名古屋ドームにも巨人ファンも結構な人数いますが、間違っても、あのドラゴンズ応援団の近くで巨人を応援することは自殺行為であります。常識では考えられない。ですから、お互いにそれなりの場所に移動する事になります。

 とまあこのように、結局は『好きなもの』に対する行列は、実は気にならないのであります。ただ、この場合の『好きなもの』とは、『相当に』好きなものという場合に限ります。ただ単に『好きなもの』程度ではすぐに行列が嫌いになるのです。

 繰り返しますが、私は基本的には行列が嫌いですが、ごくまれに好きな場合があるのです。あー、我ながら節操がない。(^^ゞ



関連サテライトサイト


ラベル:山劇 野球
posted by サンタ at 22:18| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください