2013年02月02日

山劇 No.052 テーマパークが好き

山劇/となりの山劇シリーズ
言ってることが違うじゃん?

 あれれれ? なんだか以前に言っていた事と違うのではないか。主張が違うぞ。そうお気づきになったあなたは正解です。そお、私は行列がなにより納豆と巨人の次くらいに嫌いなのは確かで、いつ行っても行列がだーーーっと並ぶテーマパークだとか、代り映えしない公園も嫌いなのですが、でもね、私は昔から『絶叫マシン』が大好きなのであります。あー、言っちゃった。

 だから、正確には『テーマパーク』ではなくて『アミューズメント』ですよね。

 かつて私の住んでいた名古屋の近くには昔から『長島スパーランド』という全国でも有数の遊園地がありました。そんな当時はこれが全国で・・・なんてことを考えた事は一度もありません。ただ、 フツーにそこにあったのです。ですから、休みの日に何処かへ遊びに行こうよ、という話になると必ず誰かが ・・

 「長島行こうよ、長島。」
 「賛成賛成。」
 「じゃあ、明日の朝に誰々んちに集合な。」

 とんとん拍子に話が決まるのである。流石に小学生の頃にはそんな訳には行かないが、中学生になってくると ・・・

 「明日長島行ってくる。」
 「あ、そ。」
 「小遣い頂戴。」
 「なに?(-_-メ)怒」

 こうして一日分の遊び代をゲットして長島に行くのであった。長島に行くと何を差し置いても先ず最新のジェットコースター。とにかく、行く度に機種が増えていたから、いつも新鮮だった訳です。はい。

 小学生の頃はどうしていたか。小学生の頃は『東山動物園』専門でした。あの当時にしては乗り物代も料金も手頃だったんですよね。果たして現在はどうなっているのか分からないのですが、東山にあったジェットコースターは、仲間内では『短いけれど怖い』ということで有名だったんです。結局それは乗り物がボロだったから震動がすごいとか、案外小さな半径で回るとか、そんな感じだったんですね。そういう意味で行くと、かつて長島にあった『マウス(旧)』もそんな感じだった。とにかくボロいからその震動と恐怖が面白くって堪らない。ちなみに東山へはいつも自転車で行きました。1時間くらいかけて。小学生は学区外へは出てはいかんという規則があったような気もするけど、守ってるやつなんておらへん!

 さて、時代をぐーっと現代へ戻します。とはいえまだ15年くらい昔ですが。

 その当時の知り合いにね、すっごい『絶叫マシンおたく』がいたんです。んで、その人に誘われて、各地の絶叫マシンをはしごして回った事があります。当然ながら関東方面へも進出しました。何処だったか場所は忘れたけど、その当時国内最高速のジェットコースターとか、国内最高落差のジェットコースターとか、これだけは覚えているけど、東京サマーランドのフリーフォール(当時ここだけ)とか、そういった絶叫マシンだけを、1日で数ヶ所はしごするのです。他のマシンには目もくれずです。(多少もったいない)

 長島の『ホワイトサイクロン』の時もそうで、混雑する事がわかりきっていたから朝早く出発し、開門前の最前列を陣取って、開園と同時にホワイトサイクロンに向かってダーッシュ。その日の一番列車に飛び込み、降りてからもすぐに並び、それをあと2回は繰り返す。それで行列が1時間を越えてくると、そこで初めて休憩するのですな。それから一応他のジェットコースターも一通り『押さえて』から早々と帰ってしまうのです。

 これなんかはお互いに目的が『絶叫マシン限定』であるという事がなせる技であるのです。普通 の人はついてこられない。

 私にはもうひとつ悪い癖がありまして、それは『高い場所が好き』なのであります。これは特に観覧車。長島にもありますね。当時(今もかな?)東洋1だった大観覧車。ああいうのが好きなのです。各地にある展望台にも昇ってしまいますし、名古屋市内にある高層建築物が出来ると、こっそり人知れず昇ってしまいます。しかも降りる時にはわざわざ階段を使ったりして。ま、最近はやってませんけど。

 近く完成する予定のセントラルタワーズに昇ると壮観だと思いますよ。何しろ名古屋市内には本格的な高層建築物が無しに等しい。だから殆ど360度の完璧な展望がみられるのではないでしょうか。ただ、最上階は有料展望台だという話なので、料金の方がちょっと心配なのですが。何処かに裏道はないかなー。現在研究中です。

 しかーし。最近。具体的にはここんところ15年間。『絶叫マシン』も『高み見物』も出来ないでいる。やっぱりね、子供がいるとね。子供第一の生活リズムになってしまって、そおいう場所からとんと離れてしまった。本当は『バンジー』だってやってみたいのに、『ピレネー』だって乗ってみたいのに、長島にも新しいのがいっぱいあるのに、大阪の万博跡地にもいろいろありそうなのに。とってもグヤジイ。だれか絶叫マシンに連れてって!(『いい年こいて!』というのは言いっこなし!)
■ちょっとオマケ話  最近『マイカル桑名』はどんな所だろうかと行ってみたのです。ま、要するに『複合型総合ショッピング』なんですけど、規模がでかい。なるほど人が集まるわけだ。ま、そっちの話はいいとして、中にはでかいゲーセンがあって、その奥にお子様用の有料広場があるのです。んーと、マクドナルドのプレイランドをぐーんと大きくした感じかな?料金は一人400円で子供のみ。但し小さいお子さんには付き添いが必要という事で、仕方なく一緒に中に入ったんですけど、その中に2階位の高さからほぼ垂直に滑り落ちるすべり台があるのです。流石にそこだけは係の人がついてますけどね。で、うちの子供に「滑ってみろよ」と促しても「怖い」というので、「じゃあ俺が先に降りるからついてこいよ」と言って下を見ると、確かに怖い。でも子供の手前、思い切って落ちるとほんの一瞬ですが、フリーフォールで落ちる瞬間のような感覚がしたのでありました。ただし、こちらは自分で落ちないかんから、勇気も必要。結局うちの息子は怖くて降りてこれなかった。それどころか、数時間そこで遊んでいたのに関わらず、他の誰も降りて来なかったのでした。チャンチャン。

※注意
現在マイカルには以前のような子供専用の遊び場が無くなっていました。行く度に姿を変えていますので、あんまり固定されていないのかしらん。



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posted by サンタ at 22:11| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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