2013年02月02日

山劇 No.047 嫌いじゃ その2

山劇/となりの山劇シリーズ
嫌いなるのに理由はない

 ワシが納豆と並んで勝るとも劣らないほどに嫌いな物は「巨人( ジャイアンツ)」である。それはワシの親戚一同のほぼ全員が名古屋市内に住んでいて、我が家も先祖代々の「ドラ」ファンだと言えば、「なるほど、それならしゃーない。」と、納得して頂けるのではないだろうか。
  つまり、我々にとって、「ドラゴンズ」は神聖なる球団であり、生活の活力であり、明日への希望である。でも、試合に負けるとつい球場に物を投げ入れて罵倒の一言も吐いてしまう。非常~にシビアに生活に密着した、言ってみるならばワシにとっては空気のような存在であります。そしてこのような「ドラファン」の大部分は、同時に「アンチ巨人」であるのです。

 それは言ってみるなら「強者に対する天の邪鬼」なのでありましょう。かつて川上監督の頃の巨人は鬼のように強かった。言い換えれば、その外の球団が情けなかったとも言えなくはない。とにかく現在の巨人の姿からは想像すら出来ないほど強かった。だからこそ巨人が嫌いになったのである。

 例えば今日のナイターの「中日×巨人」戦で中日が勝つとむっちゃんこ嬉しいのは当然だが、直接対決ではなくとも別 球場にて巨人が負けても、これはこれでどえりゃあ嬉しいのである。手元に缶ビールがあるならば、思わず乾杯したくなるほど嬉しい。もし、その日の中日が負けたとしても、巨人さえ負けたならば、それはそれで良しとし、やはり乾杯してしまうのと思う。

 しかし、意外な事一面もあります。我々ドラファンは「巨人」は嫌いですが、その構成されている選手の一人一人についてはあまり細かいことは考えていないようです。松井のバッティングを目の当たりにするとそれはそれで凄いと応援してしまいます。でも、江川だけは例外。我々「ドラファン」は何故だか江川を嫌います。我々はかつてドラゴンズが優勝した年、巨人の江川を相手にまさに大逆転した、あの試合の事を一生忘れない事でしょう。今シーズンのドラゴンズに栄光あれ。

 次に嫌いな物、それは「3ナンバーの車」。最近やたら増えたと思わないか。とにかく邪魔。日本の道路事情には合わないよね。ワシは日本の道路には最大でも5ナンバー車で充分だと思っている。いや、軽4でもいいくらいだ。例えば駐車場。従来5ナンバー車を基準を考慮したスペースに最近は3ナンバー車を入れる。すると、ドアが開かないんだよ。もう車間がスレスレ。そんな事もあってか最近新たに開設する駐車場では最初からスペースに余裕を持たせている。何か変だと思わないか。只でさえ駐車場不足が叫ばれているのに、3ナンバー車を考慮する為に駐車可能台数が減少しているのだ。立体駐車所では3ナンバー対応にする為に設備費が余計に嵩む事至極。

 道路ではそういう3ナンバー車が路駐してたりすると、道路が狭くて横を通れやしない。すれ違いも一苦労。幹線道路でも、何だか隣の車との間隔が狭くなったとは感じないか。いや、車幅が広くなっているから確実に狭くなっているはず

 だが、道路や駐車場の広さウンヌンよりももっと大事な事は、もちろんこのような運転をする車は何も3ナンバーに限った事ではなく、中型車にも小型車にも軽にもある。当然ある。しかーし。3ナンバー車は車格がデカイ為か何か「エラソー」に見えるのである。それでもって運転が横着。勿論全部が全部だとは言わない。一部の不心得者に過ぎない事は百も承知の上。だけど、車格がデカイから、何気ない無意識は挙動でもワシのような小型車に乗っている者から見ると、そーいうのがみんな余計に「エラソー」に感じるのだ。でも、実際には確かに多いぞ。車線を変更するのにウインカーを出さない車。いきなり目の前に割り込んでくる車。後ろに張り付いて「どけ」と主張する車。セダンの場合は何処かの休日しか運転しないようなオヤジが何か勘違いしながら運転している場合があるが、始末におえないのが4WD系のRVに乗っている若者共。車格がでかいだけにその悪行が目立って仕方がない。あれは何とかならんのか。・・・いかん。目がマジになってきた。落ち着け。

 ふー、4連発もやるとリキが入る。「好き」というテーマならまだ書きやすいけれど、「嫌い」というテーマは意外と書きにくかった。何処かに該当者がいるに違いないからだ。しかし、この自分勝手コラムは元々完璧な「主観」だけで書くと宣言してある。とりあえずこの線だけは崩さないようにしていきたい。許せ。m(__)m ペコリ



関連サテライトサイト


ラベル:山劇
posted by サンタ at 18:38| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください