2013年02月02日

山劇 No.046 嫌いじゃ その1

山劇/となりの山劇シリーズ
嫌いなものは直らない

 ワシの嫌いなもの。まずは「納豆」。外の何を差し置いてもこれをもって基本とする。かつての発言にも記載した事があるが、自分で食べることは勿論ながら、誰かが近くで食べられる事も嫌いである。当然ながら家庭内に此れを持ち込む事もまかりならん、という家訓がある。しかし、ウチの嫁はどういう訳か此れが大好物だという。ワシにも多少の情がある。仕方ないので「ワシの目に触れなければOK」と家訓に若干の譲歩をしてやったのである。

 何時の時代にも、何故嫌いなのか?食べてみれば美味しいのではないのか?などとワシに詰め寄るバカ者達がおる。愚か者共。ワシは口にしていない物を「不味い」と決めつけるような浅はかではない。ワシは昔から何かあるにつけこの禁断の食物の様なものを口にしているのである。其の度に「やはり不味い」という決断が下り、やがて確固たる信念が築き上げられたのである。文句あるか!

 ワシの会社の中でもワシの納豆嫌いは有名であり、社内的にも既に認知されておる。皆で飲み屋に出向く際も一応は「ワシから半径1メートル以内で食するべからず」と警告をしてある。これは相手の為を思って警告をしてやっているのである。もし、ワシがどれ程此れを嫌っておるか、確認したければ挑戦するがよい。その納豆には必ずや大空から恐怖の大王が降り注ぐ事であろう。

 余談だが、最近、物事に広く公平な立場でなくてはならぬ筈の者が「納豆」を広く布教しようとしているという恐るべき情報を得た。耐えがたき許すまじき行為である。

 次に嫌いなもの。それは「タバコ」である。それならば目の前にタバコがあるとしたら、此れが憎いのか。いや、タバコそのもの自体はそれほど憎くはない。

 どちらかと言うとタバコ其のものではなく、タバコを吸う「喫煙者」が嫌いである。
 もっと限定するならば、「マナーが悪い喫煙者」が嫌いである。読者はここで安心してはいけない。ワシは喫煙者の殆どはこのマナーが悪いのではないかと睨んでおる。つまり、喫煙者の誰しもが大なり小なり何かをやっているのではないかと疑っている。例えばこんな事だ。

1)1度でもタバコの投げ捨てをやった事がある。
2)1度でも道路に灰を落とした事がある。
3)車の窓から灰を落としたり、吸い殻を投げ捨てた事がある。
4)1度でも禁煙場所で喫煙した事がある。
5)空き缶に吸い殻を入れ捨てた事がある。
6)初対面の人の前でいきなりタバコを喫煙した事がある。
7)灰皿の吸い殻を普通のごみ箱に捨てた事がある。
8)子供の前で喫煙した事がある。
9)1度でも歩き煙草をしたことがある

どうだろうか。かなり厳しいのではないだろうか。人によっては色々と解釈は違うだろうが、ワシはこのように考えておる。過去に1度でもこのような事をしたことがあるか? あまり厳しすぎるなら過去1年間でもよい。前出の項目の1つでも当てはまるならば、それはマナーが悪い。と決めつけておる。回数は問題では無いのだ。何故ならば非喫煙者にとっては元々どれも該当しない話なのだ。

 さて、これらの項目の一つも該当しないと確信持って宣言出来る方はいらっしゃるだろうか? その方には心からお詫びしたい。

 「疑って悪かった。許して欲しい。」

とお詫びしたい。いや、是非ともワシは詫びたいのだ。詫びさせて欲しい。誰か居ないか?



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ラベル:山劇 嫌いなもの
posted by サンタ at 18:31| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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