2013年02月02日

山劇 No.030 マック増強計画

山劇/となりの山劇シリーズ
いろいろ細工できたMacが懐かしい

 原稿をいろいろ漁ってたら、懐かしい頃の話が出てきたわ。あの当時はこれが最新だったんだなぁ。今にしてはぷぷぷってやつなんだけどね。今回は時代を感じてください。ペコリ。

 いきなり話が脱線するけど、『爺さん(G3)カード』ってえーわ。またまたいつもの悪い癖で衝動買いなんだけど、特価品のG3カードをついに購入してしまいました。しかもインターネット通販で。なんかテキトーにマック通販の業者のページを見てたら、G3/300/150/1Mってのが29800円で売ってたものだから、ついフラフラと申し込んじゃった。でもさすがにクレジット番号を教えるのは気が引けたから銀行振込にして、いざ振り込んだその翌日には手元に届いてしまった。もー速攻だね。

 ところで今現愛用しているマシンはPM9500/180MPといって、マックの中でも『マルチしーぴーゆー』という絶対少数派異端のCPUを搭載したマシンで、これを購入した当時はこれでも結構早かった。中でもマルチCPUをフルに稼働させる3D関係とか、もっと身近ではフォトショップとかのソフトを使用する際には最大の能力が開放されるので、実は現在でもそれ程不満は無いのだよ。

 それでもねー、いざボードを載せ換えてみるとそのスピードに正直『参った』という状態。とにかくソフトを立ち上げる時間が極端に短くなったし、ちょっとした画像処理では経過時間のバーが出なくなった。これはたいしたもんだ。

 んでもって、手元に箱が届いて開封してみてそのボードの部品の大きさに驚いたね。名刺2枚分くらいの大きさの真ん中にちっこいCPUがついていて、実に可愛いヒートシンクがついている。それに比べると今迄ついていたボードときたらまるでVHSテープくらいの大きさだったから、並べて比べるとバカみたいに小さい。そーいやあ、最近のマックはZIFカード形式で、これまた小さいから、そんなものなのかなーって気がしてきたね。

 取り付けは簡単。簡単なんだけど、そこまで行き着くのが大変だったりする。ちょいと昔のマックを知っている人ならわかると思うけど、PM9500というタワー本体をバラスには、まず裏の6個のネジを外してからカバーを外す。そして注意深く内蔵ファンを手前に倒す。実はこれだけでCPUとPCIカードが抜き差しできる。そこでもう一度G3カードの取説をよく読むと、セカンドキャッシュを外せとある。こりゃ大変だ。メモリ関係を細工するには、メインボードを丸ごと外す必要があるんだ。先ずは取り付けてあるCPUカードとPCIカードを全て外し、次にとにかくありとあらゆるコネクタを外し、パズルのような仕組みでもってやっとボードが外れる。そこまで苦労してボードを見たら、2次キャッシュが付いて無いでヤンの。もうボー然。今度はマックの取説をよっく見たら、9500の2次キャッシュはオンボードについてんだって。あ~あ。苦労してボードを外したのになー。てなわけで、ちょいとバカな事をしたのであります。

 それでマァ普通に取り付ければよかったんですが、説明書をよっく見てみるとクロックを変更できるとあって、ディップスイッチの一覧表が掲載されている。それを見てちょいとばかしスケベ根性が出てきて、本来300のところを350に設定してしまった。というのも、現在巷で溢れているiMacのクロックが333だから、それに負けるのはいかんがしがたいと、そう思ったのであります。せっかく購入したんだから、せめてiMacよりも上、という微かなプライドがあるのです。説明書によるとそのクロックも、変更するのは自由だけどクロックの上げ過ぎは熱暴走したり不安定になったりするけんね、リスクは自分で持ってね。とある。ここでいくつに設定しようかなと考えたとき、今回購入した次の商品が400MHzだから、そこ迄上げるのはやり過ぎだろうと考え、350にとどめておいた、てなわけ。

 そんなわけで、現在サクサクと使用しているのですが、いまんところ一度たりとも爆弾が発生していない。快適とはこのことを言うのでしょうな。あはははは。

 そして実は・・・と、まだ話に続きがありまして、今回一度にまとめてシステム全体の底上げを目論んだのであります。その最重要事項の中心が今回の『G3化計画』でして、その他にも『メモリ増大計画』や『画面 表示最大加速化計画』や『通信速度マキシマム計画』という計画をたてまして、いつぞやの『Yahooオークション』にてブツを探してそれぞれ入札していったところ、128MBのDIMMを6000円で、VRAM8MBの高速グラフィックボードを8500円で、56Kのモデムを4500円で一旦は押さえる事に成功したのであります。この3つをまともに新品で購入しようものなら60000円はしそうなもの。これを合計で20000円そこそこで手に入れようとしていたのです。

 ところが、最初にオークション終了を迎えたグラフィックボードが、これはてっきり落札したとばかり思っていたら、終了1分前に9000円を入れた奴がいて、あっという間に横からかすめ取られてしまった。一瞬の出来事にボー然ア然口あんぐり状態です。次にメモリですが、ちょっと目を離したスキに値段が10000円近くまで上がってしまったので、これは断念。そして最後にモデムはというと、これもまた価格が5000円近くまで上がってしまったので、これも断念。だって、送料を入れたらどう考えても6000円くらいしちゃうんですよ。これは新品を購入したほうがイイ、と判断。

 とりあえずメモリは288MB載せているから間に合っていると言えなくもないし、G3のおかげでアプリの処理速度が速くなって画面 表示も早くなったような気がするし、そうするとどうしようもないのはやっぱりモデムかな~という事で、次の休日にさっさと大須に行って購入して来ちゃった。メルコの56Kモデムを7200円。確か昔、アイワの28.8モデムを購入した時は20000円近くしたと思ったけどなー。なんだかなー。

 それでさっそく接続してみたら、どうやら通信速度が50K迄しか上がらない。でも話ではなかなか56Kの速度は出ないというから、上等なほうかもな。おかげでインターネットがサクサクと画面 が更新するようになって、これまた快適快適でごわす。

 何だかんだで今回は40000円弱を使ってしまったけど、これで何とかあと3年はPM9500を使用できるだろう。次のテーマは『記憶装置増強計画』として4ギガしかないハードディスクを何とかする事と、時代遅れになった128MBのMOを何とかする事だな。はよDVDが安くなって安定しないかいなと、待っております。

 それにしても何をしてもカネがかかる。もうちょと安くならないかなー。だってね、DOS/Vのコーナーを見たらハードディスクを始め、全てが安いんだよね。アヤシイパーツも豊富だし。改造のしがいがありそう。やり始めたらきっと泥沼にはまるだろうな。案外知らぬが花と言うかもな。とはいえ最近はそうも言っていられなくなってきてね、お客さんトコの殆どが『窓』ばかりだから、データコンバートを始めとしてちょっとした知識が必要になってきた。ホームページだって、マックと窓となーんであんなに表示が違うのだ、と言いたい。という訳で、いずれはDOS/Vの1台も欲しいなーと思うけれど、資金が無い。あ~世の中カネだなー。



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ラベル:PC 山劇
posted by サンタ at 13:01| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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