2013年02月02日

山劇 No.016 安物買いの銭失いとは、の巻。その2

山劇/となりの山劇シリーズ
何度失敗しても懲りない人

 そーゆーわけで、私の財布の中は常に限りなく残高ゼロの状態が堅実維持されております。(<広告>何がそーいうわけだ?と思いの方は前回をご覧下さい)財布の財政的にはそーゆー状態ですが、世の中には欲しい物もあれば必要な物もあったりします。欲しいものとはつまり、バイクを筆頭にデジカメ、フィルムスキャナ、MO、G3カード、メモリ、モニタ、ビデオカード、カメラ、レンズ、ミニコン、ドリームキャスト、新車、家・・・などであります。そして必要なものというのはいわゆる日用品で、衣服や靴等があてはまるのでしょう。

 そこであえてここで白状しちゃいますとね、私ってね、衣服や靴の買い方がすっげー下手っぴーなんですわ。いっつも後悔しまくりであります。しかし、これが欲しいものの中でも例えばパソコン関係のものなんかはいろいろ手を尽くして調べまくるんですよね。各地のショップを出歩いて、使い勝手や外観を。プリンターだったら画質をチェックしてきて、それらが納得してから値段が安い店を選ぶ訳ですから、そこまでやれば大抵は大外れしないのですね。ところが、これが衣服や靴の話になると途端にダメ。私ってね、昔ッから衣服には無頓着でやってきまして、母が百貨店の「おつとめ品」を適当にみつくろってきた衣服を、ただただ適当に着ておりました。だから、衣服や靴の賢い買物のコツが未だにさっぱりとわからないのです。

 例えば靴。私は日頃3足の靴をローテーションして使用していますが、たまに突如として寿命がやってきます。たいていは靴底に穴が空いて御臨終になります。穴が開いたものは仕方がないので靴屋へ購入に行くのです。店頭に並んでいる靴を見るといろいろありますよねー。でも、値札を見ると1万円はザラ。丈夫そうだなと思ったら軽く2万円以上したりするではありませんか。

「靴がなぜこんなに高価なのだ。」

 これを常識だと考えられる人には別に何も申し上げません。自由にやってくだされ。しかしながら私は1万円以上もする靴を見るとびびってしまう小心者であります。ですから、視線は自然に店の入口近辺に積まれた「アウトレット」コーナーへと向いていくのであります。ここには各種様々な訳ありの靴が並べられ、2千円~5千円という激安の値札がついています。ただ、自分の足に合えばの話なんですよね。ちなみに自分の足サイズは26センチで、此のサイズって男子では激戦区ではないですか。だからめったに在庫が無い。たいていは25センチ以下か27センチ以上だったりするのです。上と下はいくらでもあるのです。ここで、おおいに悩むのであります。そりゃあしっかりした靴でサイズを合わせた方が長い目で見た場合いいに決ってるのですが、どうしても目先の金額に目がくらむのです。

「やっぱり今ここで2万円は出せない。」
 そうなると、なんとかこの宝の山の中を探しまくる事になり、それが記念すべき失敗の第一歩となります。ここで安さに目がくらんだ私は多少窮屈だがなんとか履ける靴を選んでしまう事が過去に何度かありました。最初はイケると感じるのですが、足先が当たる靴って絶対に駄 目なんですね。そういう靴はたいてい2週間くらいで嫌になって、結局は捨てる事になってしまうのです。その他にも、履き心地はいいけれど「歩き心地が悪い」という妙な靴を購入してしまった時も、2週間ほどで捨てることになってしまいました。これで懲りればいいのでしょうが、懲りないんだなぁ。これが。

 つい最近も靴を購入しました。もちろんアウトレット品で、リーボックのアウトドア靴。サイズはいつもの逆で大きめの27センチ。ただし、靴巾が狭いのか、かえって足にフィットしたんですよ。これがねー、3000円だったんだよね。見つけた時はこりゃラッキーってな感じで購入して、いざ翌日に履いてみると、足の裏が妙な感覚。そこで改めてよく見たら、靴底に「AIR」とはっきり書いてある。なーんでこういう重要な事を店頭で気が付かないのだろうね。全く。

 今までにエア入りの靴なんて履いたことがなかったから、歩くのにすっごく違和感があるんだよね。なんだかマットの上を歩いている感じ。それで「足の裏の感覚」っていうのかな、路面の状況が殆ど伝わってこない。それはそれで大したものかもしれないが、気のせいか足首に負担がかかっているような気がする。それでもなんとか嫌気がさす事はなく、無事にローテーション入りしたようで、ひとまず安心でした。

 衣服の方もそう。ウチの近所には「カジュアルトリイ」や「ラフォックス」や「COX」等の店があって、かつてはここらで購入していたのですが、「ユニクロ」の存在を知ってからはもうユニクロ一辺倒。気が付けばもう、上から下までオールユニクロという迄になってしまいました。でも、衣服もやっぱり値段相応なんですよね。安物は3回ほど洗うと型崩れしてしまって駄目になる。我慢して着続けてもせいぜい1シーズン持てばいいほう。その点、かつて母が購入してくれていた衣服はいくら「おつとめ品」といえどもブランド品。定価も1万円以上するものだから、着心地がいいし、なによりも丈夫い。生地や縫製がいいんだろうね。そんな事は分かってるんだよ。わかってるんだけど、安物のコートなどに目移りして、衝動買いしてしまう時がある。そして結局1シーズンしか着ない。全くもったいない。

 少し話が逸れますが、私って首回りが太いのです。その辺りの保険を考えるとLLサイズのシャツしか購入できないのです。おかげでいつもシャツはダボダボ。ま、小さいよりは動きやすくていいのですけどね。

 まだまだ安物買いの話はありますが、とりあえずこの辺にしておきましょう。



関連サテライトサイト


ラベル:山劇 安物買い
posted by サンタ at 09:52| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください