2012年07月04日

北海道ツーリング2004 その12

山劇トラベルシリーズ
今回初のライダーハウスだ

◯ ガス欠の恐怖体験!
 カムイワッカを出発。やって来たダートを快適に引き返し、そのまま国道334号線に入った。さて、ガソリンが心もとないんで、ここらで給油していくかな・・・次の集落に行けばスタンドが或るはずだ。。。。。。が、アテにしていたスタンドが本日休業。それから先・・・・行けども行けどもガソリンスタンドが無い。

あれ?・・・・・・もしかしてヤバイんじゃないか?

 タンクは途中でリザーブに切り替わり・・・いつガス切れでバイクが止まるか冷や冷やしながら右手にオホーツクを眺めながら国道を斜里方面へひたすら走り続ける。

ガス欠の恐怖!

 あぁ、もうすぐ日が暮れるなぁ。恐怖と戦いながら・・・・延々と、延々と、延々と・・・・結局、ガソリンスタンドは斜里の町まで一軒も営業して無かった。知床の閉まっていたガソリンスタンドから、既に40キロ以上走っている。怖かった~~~。

◯ クリオネという名前のライダーハウス
 もうそろそろマジに日が暮れる。今日の宿は以前道内で会った人の勧めで、ライダーハウスの「クリオネ」にしようと決めている。そのクリオネは斜里の町の向こう側にあるらしいが、手元の地図は縮尺の関係でそこまで詳しくない。しゃーないんで、適当に町中を流していると案内看板があった。
 やっと見つけた。日没寸前。。。てか、沈んでるw すぐさま宿泊手続きをし、バイクから荷物を下ろして一段落した。このライダーハウスは男女もきっちり別れているし。道内でもでかい方だよな。何人くらい収容できるのだろうか。奥の方にキャンプ場もあるみたいだし。
 夕食希望者を募っていたのですかさずそのプランに乗っかると、夕食はこの建物から少し離れたレストランのようなところへ案内された。施設内の風呂は無料で、しかも道内でも珍しい「植物性(モール)温泉」だという。これが24時間入浴可能というのはとてもポイントが高い。
 その晩、宿泊ライダーが集まり恒例の宴会となった。思うんだけど、ライダーハウスを利用する人たちって、皆どこかたくましい。それに、ツーリングの強者がごろごろしている。この日は沖縄から延々陸走でやって来たというコゾーがめちゃ面白かった。北海道から全ての県を通過して沖縄へ帰るのだそうだ。ここが満員だとどんな状態になるのか想像もできないが、今日のような少人数で利用するのはすごく贅沢。

◯ 北海道内4日目の出発
 翌朝、おいらが起きた時には既にチャリのおぢさんは出発した後だった。それから順番にライダーが出発してゆき、自分もまだ宿に残っている連中に見送られて出発した。昨晩のうちに考えてあった行き先は、野付半島。斜里からは案外近そうだし、まだ行ったこと無いし。でも、比較的近くを通った昨日か一昨日のうちに行っておけばよかったかもと思うが、そんなことは・・・・・・

言いっこなしだ。笑

無計画こそツーリングの神髄である。あっはっはっはっはっは。

◯ 今回の軌跡:
カムイワッカの滝→ガス欠と戦いながら国道334号線を快走→斜里→クリオネ

santa_dx

ガス欠の恐怖と戦いながら沿岸を走る。
戦いながらと言いつつこんなことしてんだから、何やってんだか。

santa_dx

朝、出発前にクリオネの前でぱちり。
このライダーハウスがでかいんだわ。いいところだよ。

santa_dx

カムイワッカの滝から斜里を経てライダーハウスクリオネまで。
どれだけ走ってもガソリンスタンドはずーっとお休み。

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ラベル:山劇
posted by サンタ at 00:30| Comment(0) | 山劇トラベル | 更新情報をチェックする
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