2012年06月29日

北海道ツーリング2004 その5

山劇トラベルシリーズ
地図が古いんだよな(笑

◯ 帯広は広いなー
 日高山脈を越える峠道路は実に快適な道路だった。なるほど、以前工事中だった部分は素晴らしく難工事だったに違いない。ああも険しい箇所に道路を建設したものだと思う。利用者は・・なーんて考えてはいけない。今は近道ができることに唯感謝するのみである。
 さて、先ほどまで怪しげな曇り空だったが、峠頂上付近でついに雨が降ってきた。ぽつり・・・・・ぽつり・・・・・という程度なので、限界を計りつつ、カッパも着ないでそのまま走り続けると、下界に降りた頃には再びからっと晴れてきた。こんなもんだ。どうやら峠から西側のみ天気が悪かったみたいだ。
 やがて国道は突き当たりになり、帯広方面は左折し、さらに国道366号線方面、通称ナウマン国道へと向かう。この国道は釧路方面への近道となるんだけど、確かね、確かね、20年前は川に橋が無くて、今では全部開通してるみたいだけど、途中川で途切れている珍しい国道だったんだよ。その道はやたら奇麗な舗装でさ、快適そのもの。ただし、この辺りの周辺はまさしくなぁーーーーーんにもない。ひたすら空と草原が延々と続くのみ。

めっちゃ気持ちいいやんっ

 途中、左右にダートを発見したりすると、遠慮なく飛び込んだりして遊ぶのを忘れない。砂利が深いところはちぃと走りにくいが、路面が固く締まったダートは快適そのもの。改めてセローの走破力を見直したよ。ここで時計を見てみると、まだ朝の10時。走るペースがめっちゃ早いやんか。この調子で行くと、どうやら釧路まで行けるかもしれんなぁ。初日を思いっきり走っておくと、今後のスケジュールがすっごく楽になるのである。スケジュールの自由度がぐっと広がるんだな。
 ちょいと横道遊びで時間使ったけど、このいい天気のうちに昆布刈石へ行けるのではないか? 前回ここに来たとき、約20年前の話だけど、ここいらの景色は最高だったよなぁーーー。そう思いにふけりながら国道366をひた走ると・・・・・あれ? 全く見覚えが無い場所に出てきた。。。。あれ? あれれ?・・・この道・・・・・・

地図に載って無い?

 突如として地図に無い道が出現したのである。やっぱ古い地図はいかんなぁ。教訓、ツーリング時には常に最新の地図を用意しましょう・・・。
 いろいろ周辺を探った結果、前回(20年前)ダートだった道はかなり舗装が進み、かつては美味しかった道が走りやすい道に姿を変えていたのだった。それでもまだ数キロはダートが残ってはいるけど、いずれ全部舗装道路に変わるのだろうなぁ。つまらんなぁ。(ライダーの勝手な言い分)
 さて、ここで再び問題発生。行く先が工事中で通行止め。バリケードで完全封鎖されていたのだった。でぇーーーーーーーー。何ということ。もう少しで厚内なのに・・・引き返すと何キロのロスになる?(TT) 泣く泣く来た道を再び戻り、ぐるーーーーーーーっと、結局20キロくらい迂回して国道38号線へと入った。
 さて、そーろそろ腹がへってきた。38号線に入って暫くしたとこにドライブインがあって、そこでゆできびを食べた。今回初のゆできびである。おいらね、これが大好きでさ。今回も何度か飯替わりにゆでとうきびを食べたよ。
 さて、あとはこの38号線をひたすら走れば釧路に到達するはず。いったいぜんたい今日は何キロ走ることになるんだろう。

◯ 本日の軌跡:
様似→日高山越え→ナウマン国道→さんざん道に迷って→十勝太→昆布刈石

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峠から降りるとこんなにいい天気になった。
右は襟裳岬。左が帯広。

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やっと北海道らしい風景になってきた。
この景色こそが北海道だね。画面で見えるだろうか、風が強い

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こういう道がいたるところにある。
よだれが出そうな道だね。

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さっそく美味しそうなダート発見。
ダートというより深い砂利道で、思いのほか案外走りにくかった。

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336号線はこんな道路。
めっちゃ程度がいい舗装道路をひた走るのである。

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空には鷹かな? 何となくついてくる様な気がする。気のせい?

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ナウマン国道周囲の草原。こんな草原が延々と続いているのだ。

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やっと昆布刈石に着いた。。。が、すぐ横には建設中の舗装道路があったりして。

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昆布刈石展望台。いつの間にかこんな立派な標識ができていた。

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この絶景が見たかった。まさしく20年前の記憶と同じ風景だった。

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苫小牧東港から北海道上陸後、
周囲が見えるまで明るくなってから出発するが、様似でまさかの引き返し。

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ラベル:山劇
posted by サンタ at 21:24| Comment(0) | 山劇トラベル | 更新情報をチェックする
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