2012年06月28日

北海道ツーリング2004 その3

山劇トラベルシリーズ
台風一過とはよく言ったものだ

◯ ところで今何時?
 何やら体全体に揺れを感じて目が覚めた。寝ている間にフェリーが出航したらしい。聞いた話によると午前5時頃に敦賀港を出航したそうな。何となく廊下へ出てみようと思ったのだが、揺れがいっそう大きくなっているようで真っ直ぐ歩くことはかなり困難。廊下の手すりにしがみつき、よろめきながら歩いてソファーがあるロビーへ行った。ロビーの窓からうっすらと白んだ外の海を眺めると、そこは永遠に続くような凄い波があった。こんな波の中を船が突き進んでいくのである。揺れるはずだ。
 ところが、日の出の時間になる頃には急速に天気が回復してきた。はっきり言って快晴と断言しよう。台風一過とはよく言ったものである。まさにこの状態がそうだ。ただし波が収まった訳ではない。こうなると、毎回お決まりのだらだら生活が始まる。腹が空いたら船内主食であるカップ麺をすすり、眠くなったら所構わずだらだらと寝てしまう。ただ残念なのは強風により後部デッキが閉鎖されていること。以前乗ったフェリーでは後部甲板は勿論、上部甲板へも自由に出ることが出来、甲板上にある煙突の日陰が絶好の昼寝ポイントだったのに。とても残念である。

 こうしてだらだらと時刻が過ぎ、いつの間にか夕方に。定時運行だと既に苫小牧東港に到着する筈の時刻であるが、出港が大幅に遅れたうえ慎重に航海するフェリーは、まだまだ青森沖にも到達していない。日が暮れてからは体力の温存に努め、ひたすら寝ることにした。

♪『到着時刻のお知らせをします♪』♪

 キターーーーー。ついに、間も無く到着だという。
 ただし、・・・・・

到着は夜中の2時ですか?

 荷物をまとめて船室に待機していると、車両甲板へ集合アナウンスがあった。船内で親しくなった連中と別れを惜しみ、ヘルメットを被り、エンジンをかけて待機していると、甲板の先が開放され、スロープがついた。この独特な間が北海道へやってきたという実感を感じる瞬間である。
 台風後の風が吹く夜中に下船した我々は、お互いの安全を祈り1台、また1台と暗闇の中へ走り去って行った。このうちの何台かは広い北海道の中の何処かで会えるはずだ。自分は地理不案内な暗闇の中への突撃は自殺行為だと考え、夜明けと共にスタートする事に決定。安全策は大切です。朝まで苫小牧東港のフェリーターミナルで仮眠することに。空はまだ暗い。

◯ 今回の軌跡:
フェリー内2等寝台→苫小牧東港フェリーターミナル

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外は既に薄明るい。多少風が吹いているものの、雨は降っていない。
波が白いのは波が荒れている証拠である。

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天気は急速に回復しつつある。
しかし、波が収まった訳じゃない。

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苫小牧東港へ到着。時刻は事前予告通り午前2時。
大きな荷物はバイクに固定したままにしておき、
自分はフェリー埠頭待合の長イスを占拠して朝まで寝ることにした。

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とりあえず苫小牧東から無事北海道上陸。
次は襟裳岬を目指したいところだが・・・・・

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ラベル:山劇
posted by サンタ at 23:58| Comment(0) | 山劇トラベル | 更新情報をチェックする
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