2012年06月28日

北海道ツーリング2004 その2

山劇トラベルシリーズ
鋭気を養うべき船内生活が修羅場になっていた

◯ 乗船前にいきなり試練が
 さて、前回は台風真っ只中の暴風雨の中、乗船スロープの前に並ぶべく1台1台出て行った。繰り返すが、かなりの暴風雨である。通常に走ることさえ既に困難な状態の中、風が吹く方向に車体を傾け、まるで逆ハンを切るようにして前に進むのである。乗船スロープへたどり着くのでさえかなりの試練なのに・・・・この極限的状態で暴風吹きっさらしのスロープを登れという話らしい。ここであえて言っておくが、バイク用のスロープは車用の真ん中に板を敷いたようなもので、その有効幅は意外に狭い。このクラスの大型フェリーとなると、そのスロープ前長は100メートル程にもなるだろうか。
 スロープ前で待機しているとやがて乗船開始になり、まずは車関係の「同乗者」達が空中廊下にて快適に乗船した。次に我々バイク組である。雨で濡れて只でさえツルツル滑りやすく幅が狭いスロープを1台ずつ慎重に上っていった。暴風雨で倒れそうな車体を足を踏ん張って支えている順番待ちの我々は先行車両が無事車両甲板にたどり着くのを固唾を飲んで見守っていた。

 いよいよ次は自分の番となった。係員に素早く乗船券を提示して、少し勢いをつけながら登り始めた。自分の愛車は軽量級のオフ車である。山盛り荷物のおかげで重心が高くなているのが災いし、風に揺れること煽られること。

あー!足元が滑ったぁぁぁ

 上っている途中はまるで生きた心地がしなかったが、なんとか無事車輌甲板に辿り着いた。甲板内の指定の場所にバイクを停車させ荷物を降ろしていると、係員がロープでバイクを素早く船体に固定していく。甲板で船内に持ち込む荷物を選定すると、階段を上がって船内フロントへ向かった。メットはバイクと一緒に置いておこう。航海中は車輌甲板は閉鎖されるので大丈夫。

 フロントで本日の船室を確認し、毎度お馴染みの2等寝台に辿り着いた。前回も感じたんだけど、新型の2等船室の部屋は結構狭苦しい。今日なんて客室空いてるだろうに、普通の2等船室でもよかったんじゃないかな? でもまぁ、航海は長いし。ささやかな個室は落ち着くし安心だわ。ベッドメイキングして最初に確認した事はコンセントの確保。でも、各ベッドにコンセントがついていたので安心安心。ここでも自慢の「マイタップ」は持てる力を最大限に発揮したのだった。
 初日から大番狂わせだったけれど、これでやっと落ち着いた。しかし、船は未だ出港する気配が無いので油断は禁物である。ここはひとつ風呂にでも入って冷え切った体を温め、翌日以降に備えて寝てしまおう。そそくさとガラ空きの風呂を堪能したあと、係留しているのに揺れる船内で、いつの間にか寝てしまったのであった。何だかんだ言って疲れてたみたいだ。

◯ 今回の軌跡:
敦賀フェリー埠頭ターミナル→恐怖の豪雨強風スロープ体験→船内2等寝台

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深夜、誰もいなくひっそりとしたロビー。
窓の外から情け容赦なく叩きつける暴風雨は衰える様子は全く無い。
まだ出航もしていないのに、既に真っ直ぐ歩きにくい廊下。

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ラベル:山劇 北海道
posted by サンタ at 23:22| Comment(0) | 山劇トラベル | 更新情報をチェックする
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